信用できて手数料の安い取引業者の口座を開設し、
必要な金額を入金し終われば、いよいよ取引開始です。

売買などの取引をするには決められた「注文」をします。


基本的な注文方法


　　◎成行（なりゆき）


　　◎指値（さしね）


　　◎逆指値（ぎゃくさしね）

　　　

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　「成行注文」　　 今、この瞬間の為替レートで発注する注文方法。　
　　　　　　　　　   　レートを指定せずに　現在、提示されているレートで注文。
　　　　　　　　　　   自分の好きなタイミングで取引することが可能です。

　「指値注文」　　　買いたい（売りたい）レートを指定して注文する方法。

　「逆指値注文」　「現在のレートよりも安く買いたい、高く売りたい」という時
　　　　　　　　　　　利益を確定、損失を限定するための注文する方法。　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　  買値(Ask)が指定した価格以上になったら買う、
　　　　　　　　　　  または売値(Bid)が指定した価格以下になったら売る取引方法。
 

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IFD(イフダン)注文　　


　「もし、何円になったら新規で買いたい。そのあと何円になったら決済して売りたい」
　新規注文が成立すると仕切注文が有効になる注文方法。


　※仕切り注文　　決済注文のこと。保有するポジション（建玉）を決済すること。


　約定時と決済時の指値を２つ同時に注文することです。

　
　※約定　　　新規に売買を行うことを意味します。
 

　例えば、105円10銭で注文が成立した場合、
　　　　　　 105円50銭で利益確定するという発注ができる。



OCO（オーシーオー）注文　


　2つの注文を同時に出し、一方が成立したらもう一方がキャンセルされる注文方法。
　利益確定と損切りの注文の両方を注文できる。


　新規注文時でも既に持っているポジションにも可能。


　約定時もしくは決済時の指値を２つ同時に注文することです。
　1つの注文が成立した場合、もう1つの注文は取り消されます。

　例えば、現在のレートが100円だとして、

　「102円になったら売り」と「98円になったら買い」の2つの指値を入れることが可能。

IFO（アイエフオー）注文　　


　IFDとOCOを組み合わせた注文方法。最強自動注文。

　
　「もし、何円になったら新規で買いたい。
　　そのあと、もし何円まで上がったら決済して売りたい。
　　もし何円まで下がったら損切りしたい。」


　利益確定と損切りの注文の両方を注文できる。
　約定時の指値を１つ、決済時の指値を２つを同時に注文することができます。

　例えば、「約定時の指値が120円、決済時の指値が125円と115円」
 

ポイント


マーケット注文は、自分がクリックした時の値段で必ず注文が約定するとは限りません。
例えば、その注文がFX会社のコンピューター（サーバ）にたどり着くわずかな間に、
値上がりしてしまう場合があります。
「必ずしも希望の値段で買えるわけではない」という欠点があるのです。

この「値段のズレ」、つまり、注文発注時に表示されていたレートと
実際に約定したレートとの間に発生した値幅のことをスリップページといいます。
相場が急激に動いている時など、このスリッページが発生しやすくなります。


この問題を解消するため、マーケット注文では、「スリッページ」をいくらまでなら
認めることができるかを設定することができます。
これを「スリッページ幅」と言います。

※すべる　スリッページが発生すること　


そして上記に出てくる「約定」というワード。
「約定（やくじょう）力が高い」とは、FX取引において、出した売買の注文が
指定通りに執行されたり、スリッページ（価格の誤差）の発生が少ない
ことを意味します。

 頻繁にトレードをする場合、手数料やスプレッド以上の価値の差がでる場合もあります。
トレードのスタイルによって後々大きな差となってしまう可能性アリですね。
一般的に、FXにかかる取引コストは「スプレッド」「手数料」ですが、
見えないコスト「スリッページ分のコスト」。
FX取引において「約定能力」「スリッページが発生しない」
この点も口座選びの大きなポイントとなりそうですね。